先日の釣行時2馬力船外機のエンジンがかからなくなった。何度も何度もスターターロープを引っ張ってもかからない。複数名で出ているので助けを呼ぼうかと迷ったけど、みんなの釣りを邪魔する前に自分で色々試してみた。
吸気口のチェック
最初に確認したのは給気口。十分に空いていないとガソリンタンク内が減圧されてガソリンが落ちていかない。しっかりと開いているか必ずチェック。
しかし、問題なし。
ガソリンのチェック
ガソリンが入っていなければもちろんエンジンは掛からない。まだ余裕があるはずと思っていても2馬力船外機にはメーターがついているわけではない。
ガソリンは十分に入っている。念の為少し足してみる。
チョークを引っ張って試してみる
寒い地域の寒い時期にはチョークを引っ張ってガソリンを濃くしてみるということもあると思う。が・・ここは沖縄。
この日は、昼間とても暑くなっていたので、多分違うだろうな・・と思いながらもチョークを引っ張って試してみる。エンジンは掛からない・・
排水に油が混じっている
吸水口にゴミが詰まってないかチェックするために、船外機を上げる。特に詰まってる様子はない。エンジンを上げると、中に溜まっていた海水がジョボジョボと出てくる。その中に油が混じっていた。
これは何かまずいんじゃ・・・フラッシングのときとかに油が混じってるとか見たこと無い。重症なのかと、検索してみる。「シールが破けて・・」とか恐ろしいことが書かれているページもあったけど、もしシールが破けているなら現場で解決不可。
ただのオーバーフローなんだろうと自分に言い聞かせた。
助けを呼ぶ前に他の原因をさがしてみる。
プラグのかぶり
プラグのかぶりを疑ってみる。しかし、現場でプラグを抜いて見るなんて結構な作業。多分不可能。プラグの交換は本当に最終手段にしたいので、他の方法を探してみる。
検索してみると、以下の方法が紹介されていた。
「ニュートラルでアクセルを開け気味~フルまで開けながらスターターロープをひっぱる」
アクセルを開けると空気もたくさんはいるのでプラグがかぶっていてもかかるとのこと。
まず、チョークは使いません。次にスロットルをスタート位置より多めに、場合によっては全開ぐらいに開きます。
この状況は通常より多く空気が入りますので、燃料が濃く、カブっている場合に有効です。何度かリコイルしているうちにどんどん混合気が薄くなり、丁度良くなったときに掛かりはじめます。
沖でエンジンがカブって掛からなくなったら、思い出してください。
まず、アクセルを半分ほど開けて試してみる。。少し音が変わる。次はフルに開けて試してみる。鈍い音とともにエンジン始動。数十秒ほどして回転数があがったので一安心。走行も問題なし。しかし、午前中というのにスターターロープを引っ張りまくったので、右腕は終わり(笑)
ガス欠のような症状
アイドリングは大丈夫だけど、アクセルを開けるとエンジンが止まってしまうという症状。
燃料系の問題なんだけど海の上で完全な解決なんて無理。おそらく、フィルターの目詰まりとかキャブにゴミが入ったとかそんな感じ。
海の上ではとりあえず陸までは帰らないと行けない。なのでロシア式の対応。
船外機をガシカシ揺らす。これで結構ゴミが動いてくれてしばらく動く。
念の為メンテがてら色々交換
特に何もしていないのに、プラグがかぶるのもなぁ・・そろそろ買って1年たつので購入店に預けてオイルとインペラは交換して貰おう。。
コメント
エンジン無事掛かって良かったですねー!
僕も海上でトラブって以来単独で出たことありません!
お互い気をつけましょう!
そういえば、過去のブログ記事読んだんですが天龍のドラッグフォースG7まだ興味ありますか!
使ってみたいのであれば持ってるので良ければお貸ししますよ!
以前に二度コメントしたことあるのですが何て名前でコメントしたか覚えてません…3度目の名前になるかもです!笑
コメントありがとうございます。ほんと海に出てからのトラブルって怖いです。ホビーカヤックの時はパドリングという予備動力があったのですが、船外機が故障すると・・・
天龍のドラッグフォースクラスのロッドは、色々調べた結果、ネイチャーボーイズのIRONWILL IWPS-585BW+PFを購入しました。