漁港とか勝手に停泊できるわけでもないはずなのに「所有者不明」というのが多いのはおかしくないかな。漁港の管理責任だと思う。
沖縄行政評価事務所は17日、2020年度の県内86漁港(県27漁港、24市町村59漁港)の放置船の実態調査を発表した。前年度比7・8%(72隻)増の923隻で、そのうち県管理が541隻、市町村管理は382隻だった。集計を取り始めた16年度からは24・4%(226隻)増えた。
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放置船は漁業に支障があるほか、火災や不法投棄の誘発など周辺環境への悪影響が懸念されている。同事務所は放置船の発生原因について「所有者のモラルの欠如」とし、意識啓発が必要としている。
放置船のうち、所有者不明は県管理が34・2%の185隻、市町村は69・4%の265隻だった。
船種別でみると、310隻ある県管理の漁船で所有者が不明なのは26・5%の82隻、プレジャーボートなどの漁船以外は231隻で、所有者不明は44・6%の103隻。
市町村管理では、漁船214隻のうち59・3%(127隻)、漁船以外168隻のうち82・1%(138隻)が所有者不明だった。
県が行政指導をした19年度の放置船490隻のうち17・8%(87隻)は自主撤去となった。市町村では332隻のうち9・3%(31隻)だった。市町村で行政指導が未実施の29隻のうち自主撤去は1隻のみだった。行政指導が自主撤去につながっている傾向にある。
県によると、15~19年度の間に処分した放置船数は40隻で費用は663万円に上る。市町村は16~19年度で15隻処分した。
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