キャンプなどでも心配していたツツガムシ。沖縄では見たことがないと聞いていたので安心していたけどいるらしい。
宮古島で「つつが虫病」 70代3人、畑で刺され感染か
沖縄県地域保健課は25日、宮古保健所管内で11月30日から12月20日にかけ、70代の男女3人が相次いでダニ媒介の感染症「つつが虫病」の診断を受け、入院したと発表した。うち女性1人は退院したが、男性2人が入院中。男性2人はいずれも宮古島市内で畑作業中に膝などを刺され、このうち1人が作業中に着ていた服から家族の女性が感染したとみられるという。
主な症状は体温38度以上の発熱やリンパ節の腫れ、発疹など。
県内では2008年に初確認されて以降、発症した29例はすべて宮古島市内で、27例は発症5~14日前に宮古島市池間島での行動歴があった。16年12月には初めて死亡例が確認された。
同課は山林や野原に入るときは肌の露出を少なくしたり、服を草むらに放置しないなどの予防策を示し、「受診が遅れると重症化する。症状が出たら早期に医療機関へ」と呼び掛けた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181227-00364370-okinawat-oki
数年前には死亡者も。。。
沖縄初の死亡例 ダニから感染「つつが虫病」 患者は宮古のみ、注意呼び掛け
沖縄県地域保健課は27日、宮古保健所管内の病院で昨年12月に亡くなった60代男性の死因が、ダニ媒介の感染症「つつが虫病」だったと発表した。同病の死亡例は県内で初めて。山野や畑などで病原体を持つダニ(ツツガムシ)に刺されて感染する。同課は「山林や畑などに入って、1~2週間後に発疹や発熱の症状が現れたら、すぐに医療機関で受診するように」と注意を呼び掛けている。
ツツガムシは山林や河川敷、畑などの地中に生息するが、幼虫(体長約0・2ミリ)時のみ地表に出てきて、ネズミなどの動物に寄生するという。感染すると、38度以上の発熱やリンパ節の腫れ、発疹などの症状が現れ、重症化すると死亡する恐れがある。潜伏期間は5~14日で人から人には感染しない。抗生物質の投与による治療が有効。
同課によると、男性は昨年12月10日に発熱し、体調が悪化。同27日に自力で歩くことが困難になり、医療機関を受診したが、同日中に心肺停止状態に陥り、死亡した。検査の結果、患者の血液やかさぶたから、つつが虫病の病原体遺伝子が検出された。9月に病理解剖の結果がまとまり、同病による敗血性ショック死と判断された。農作業中の感染と推定されるという。
同病は2008年に県内で初めて患者が確認された。その後、宮古保健所管内(宮古島市、多良間村)だけで、ほぼ毎年患者が報告され、16年は過去最多の10例だった。今年は9月25日時点で2例。
全国では北海道を除く各地で感染が報告され、近年の患者数は年間300~500人。患者の約0・5%が亡くなっているという。
予防策は①山野に入る際は肌の露出を少なくし防虫スプレーを使用②衣服を草むらに放置しない③帰宅後はすぐに入浴する―など。
同課では、宮古地域の住民や医療関係者、観光客向けに注意を呼び掛けるリーフレットを配布するなどし、被害の拡大防止に努めている。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/148795?yahoo=y&utm_source=yahoo&utm_medium=http&utm_campaign=link_back&utm_content=related
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