二次燃焼する薪ストーブを造る前に・・
二次燃焼する薪ストーブを自作しようと鉄板や他のパーツをピックアップしていました。
でも、まだ二次燃焼するストーブや焼き台を見たことも使ったこともありません。色々なメーカーが出しては居るのですが、とりあえず試しに・・という金額ではないので諦めていました。
YouTubeを流し見ている時に、DMC ファイアブーストコンロを紹介していました。幅は35cmの薪なら余裕で入り、1万円しないとのこと。
値段も買えない値段ではないのでとりあえずこれを購入し二次燃焼とはどんなものかを見てみることにしました。これを使って見てダメな点を自作する薪ストーブには改善して取り入れればいいし・・
火起こし
まず、火起こしですが普通の焚き火台とくらべて少しだけ火が置きづらいように感じました。
そんなにガンガン空気が入るような作りでもないので仕方がありません。
でも、コンロ自体が温まると薪はしっかり燃え始めてくれます。
もしかしたら、バーナーとかでコンロ自体を温めたほうが良いのかもしれません。
薪を追加してみる
火は置きたので薪を追加して入れてみました。が・・煙は確かに少ないのですが二次燃焼する空気穴のところからは炎がでてきません。
薪の入れ方が悪いのかと思いしっかり炎が上に抜けるように並べ替えたりしてみましたが、同じです。
普通の焚き火台ではやってはいけない薪の並べ方の方がよく燃焼する
薪を追加したり、薪の入れ方を変えたりしているうちに、薪が横にドンと入ってしまいました。普通の焚き火台だと煙が大量に発生するやつです。
でも、DMC ファイアブーストコンロは違います。逆に煙はなくなり二次燃焼用の空気穴のところから炎が出てくるようになりました。
え??と思いましたが、普通の焚き火台ではやってはいけない薪の並べ方の方がよく燃焼します。
薪の燃え方は、炎で徐々に燃えていくのではなく全体的に黒く炭化しながら燃えていく感じです。
おそらく、コンロの底の方に燃焼した熱が溜まり全体的に温まることで二次燃焼用のスペースで充分に上昇気流が出来るのだと思います。
そして、燃え終わった後の灰はほとんど残りません。薪が跡形もなくなっています。
- 煙は全くというほどでません。
- 薪はよく燃えるので普通の焚き火台のときよりも大量に消費します。
- 燃えたあとの灰が物凄く少ないです。
- コンロ内の上昇気流で熱が上部に勢いよく出ないように薪を並べるとよく燃焼します。
- 灰も少ないので片付けも楽です。
自作しなくて良くなりました
二次燃焼のコンロや焼き台は高いし色々気に入らないだろうから自作しようと思っていましたが、DMC ファイアブーストコンロで十分です。と言うか1万円もしないのに出来すぎです。
大きな薪を割らずに入れてもしっかり燃えてくれます。本当に良い商品を購入しました。
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