骨組みを作り直す
メイクマンには細い竹ひごしか売っていなかったのでそれを使って進めていましたが、さくもとに行ったら結構太い竹ひごが売っていました。
それを購入したので、一回バラして骨組みを作り直しました。
太い竹ひごで円錐状の骨組みをつくました。写真は取り忘れ(笑)
クバの葉を水に漬け込む
前回、乾燥したクバの葉に水をかけただけでかなり硬い状態で苦労しました。バラしたクバの葉を水をためた湯船で1時間ほど浸けておきました。
しかし、これ1時間とかじゃ不十分。おそらく一晩くらい浸けておかないと柔らかくならないです。
よく考えてみたら釣りのときも大雨が降ってもくば笠がへたることはありません。かなりの時間浸け込む必要がありそうです。
クバのの葉を骨組みに被せる
新しく作り直した骨組みに、分解したクバの葉を貼り付けて行きます。何故か数枚余ったけどそのまま進めました。
前回同様、洗濯バサミでは固定できなさそうなのでタコ糸で仮止めしながら重ね合わせて行きました。
クバの葉を細い竹ひごで抑えていく
クバの葉を細い竹ひごで抑えて行きます。この作業が一番めんどくさいです。
縁の部分も今回購入した太い竹ひごにしようと、炙って丸くはしてみましたが正円に曲げないと使えないことがわかりました。今回購入した竹ひごも90cmなので1本では足りません。
2本の太い竹ひごを使い、それっぽく曲げてみたけど全然ダメ。諦めて縁の部分も細い竹ひごで抑えました。
上の方へ螺旋状に抑えていくと、ブワッっと広がっていたクバの葉が抑えられそれっぽい形になっていきます。
しかし、細い竹ひごとは言えそれをタコ糸で固定していくので結構な時間と忍耐力が必要です。
完成
クバの葉は乾燥すると固くなるので、くば笠作りは途中で辞めることが出来ないことが前回で分かりました。
夕方から作業をスタートし、終わったのは夜の1時過ぎ(笑)結構な重労働です。
「海人用のくば笠が5,000円とか高すぎる!」
と思っていましたが安いです(笑)
「海人用のくば笠が全然売られていない!」
とも思っていましたが手間がかかりすぎます(笑)
次回作る時に気をつけること
今回、とりあえず作ってみよう!と試行錯誤で妥協しまくりで作りました。今回の反省を生かして次回は以下の事を気をつけて挑戦してみます。
- 竹ひごは、細・中・太の3種類準備する
- 竹ひごの長さは120cm以上のものを準備する。多分、竹を割って自分で作らないと沖縄には丁度良さそうな竹ひごは売っていない。
- クバの葉を竹ひごで抑える時のタコ糸は等間隔で同じ強さで塗っていかないと裏面が美しくならない。
- クバの葉は作業前日から水に浸け込む。
- クバの葉は春~GWくらいの柔らかい葉を使う。
- 作り始めたら必ず当日で終わらせないとクバの葉が乾燥してしまう。
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